ここでは,強育論と合格パズル・強育パズルで有名な,宮本算数教室の宮本哲也さんの実践を中心に,関連する情報を提供します.
宮本算数教室は,無試験先着順という入塾方式でありながら,首都圏トップ校(開成,麻布,栄光,筑駒,駒東,桜蔭,フェリス)への進学率が80%超という驚異的な実績で,中学受験界では有名です.その宮本算数教室の主宰が宮本哲也さんです.著書「強育論」にまとめられている宮本さんの教育方針は,「子供が学習するのは知的欲求から来る本能なのだから,馬鹿親が邪魔をしなければ,子供の学力は伸びる」,「学習よりも,睡眠,食事,運動を最優先すべきであり,子供から生命力を奪うようなことをしてはならない」,「頭を使い続けることで学力は伸びる」など基本的かつ本質的なことを重視しています.
中学受験に興味があるかどうかは別として,子供に考える力を身に付けさせるための方法を探している方であれば,宮本さんの強育方法を知っておいて損はありません.ちなみに,2004年7月に,宮本算数教室の教材の一部が「強育パズル 強く育て!シリーズ」として出版されました.具体的に子供に何をさせたら良いのか知りたいという方には,非常に参考になるでしょう.
強育論 -The art of teaching without teaching- 著者: 宮本哲也 無試験先着順の入塾で首都圏トップ校(開成、麻布、栄光、筑駒、駒東、桜蔭、フェリス)に85%の進学率という驚異の実績を残している算数教室の先生の著作です.その教育法は実に単純明快です. 子供が学習するのは知的欲求から来る本能なのだから,馬鹿親が邪魔をしなければ,子供の学力は伸びる.学習よりも,睡眠,食事,運動を最優先すべきであり,子供から生命力を奪うようなことをしてはならない.頭を使い続けることで学力は伸びる.このような前提の上で,考える力を身に付けさせるための算数の指導方法が紹介されています.算数が苦手な人,特に応用問題が苦手な人は,公式だけ暗記して危機を乗り越えようとする傾向があります.しかし,それでは少しひねった問題を解けるはずはありません.本質を理解しないとダメなのです. 算数や数学は暗記教科だと根本的に勘違いしている方や,子供に考える力を身に付けさせたい方は,是非本書を読んでみて下さい.きっと得るものがあります. |
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合格パズル(1)(2)(3)(4) 著者: 宮本哲也 パズルを楽しむだけで,算数・数学の力が付くと評判のパズル.ただし,解けるまで答えを見てはいけないし,考えている人に答えを教えてもいけない.自分で考え抜くことが大切なのだから. |
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強育パズル1,2,3,4,5,6 強く育て!シリーズ 著者: 宮本哲也 「強育論」を読んだ受験生の親から寄せられた「では具体的にどんな教材をどうやらせればよいのですか?」という質問に答えるべく出版された,宮本算数教室で使用されている教材です.購入して,やってみるしかないでしょう! |