思いっきり,お絵描きをさせてあげよう

はじめてのお絵描き

長男が,1歳半ぐらいになって,突然お絵描きに目覚めたようです.

「ペン!ペン!」とか,「ペン,どこかなぁ.」とか言って,お絵描きに使うペンを欲しがります.いつも,鉛筆,ボールペン,蛍光ペン,マジックなど何でも入ったペン立てごと与えているので,ペンを1本与えたぐらいでは満足しません.「いっぱい.いっぱい.」と言って,たくさん欲しがります.

もちろん上手に描けるわけはないので,親に描いてくれとせがみます.何の絵でも良いわけではなく,ある特定の絵を描くように言います.アンパンマンです.そのおかげで,顔だけですが,上手にアンパンマンを描けるようになりました.さらに,バイキンマン,ドキンちゃん,カレーパンマン,ショクパンマンも,かなり上手に描けるようになりました.描くのに苦労するのは,どうしてもバランスが悪くなってしまうメロンパンナちゃんぐらいです.

その他のお気に入りは,バスです.そのため,アンパンマンをはじめ,バイキンマン,ドキンちゃん,カレーパンマン,ショクパンマン達が窓から顔を出しているバスを数え切れないぐらい描きました.

大きな紙に描かせてあげよう

子供が絵を描くようになったとき,急いで用意したのが,B1サイズの紙です.普通は,スケッチブックとか落書き帳みたいなものを用意するでしょう.我が家もそうでした.でも,どこかで読んだ話を思い出したのです.

お絵描きをするのに,小さな紙を子供に与えていると,その小さな枠内でしか絵を描かない子供になる.だから,大きな紙を与えて,のびのびと描かせてあげましょう.

正確ではありませんが,こういう感じの内容だったと思います.小さな紙に合わせて絵を描くというのは表面的な話であって,それが問題なのではありません.重要なのは,結果として,「小さな」子供に育ってしまうのではないかということです.萎縮したというような意味です.

そんなわけで,B1サイズの紙を用意しました.もちろん,もっと違うサイズの紙でも良かったのですが,たまたまB1サイズの紙が手に入ったということです.

実際に大きな紙を与えてみると,凄い勢いで大きな絵を描き始めて,アッという間にB1サイズの紙が埋まってしまいました.とても楽しそうに,手を思いっきり動かして,大きな絵を描くのです.これには驚きました.サイズの小さなスケッチブックや落書き帳しか子供に与えたことがないという方は,一度試してみて下さい.子供の新しい一面を発見できるかもしれません.

もちろん,いつも,そんな大きな紙を与えているわけではありません.普段はスケッチブックです.1冊100枚のものですが,1週間ぐらいで描くところがなくなります.本当に凄い勢いで描くというか,描かされるというか...

たくさん絵を描いてくれるのは良いのですが,困るのは,テーブルやソファー,布団,壁にまで絵を描くことです.まあ,テーブルぐらいは拭けば消えるので構わないのですが,革のソファーや壁には参ります.でも,ダメダメと何でも抑制してしまうのは嫌なので,自然に描かなくなるまで放っておくしかないなと諦めています.

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