長男の1歳の誕生日ケーキ
ケーキ屋さんにお願いして作ってもらった特製ケーキ.小麦粉の代わりに米粉を,牛乳の代わり豆乳を使用してある.もちろん,砂糖は全く使用していない.
長男の2歳の誕生日ケーキ
マミー手作りのチーズケーキ.砂糖は本に書かれている量の半分しか使用していないが,それでも十分.
「食育・育児・教育の情報源」では,食育について述べる中で,外国産小麦,牛乳,砂糖の危険性を,繰り返し指摘しています.ところが,こういう指摘をしていても,生活の中できちんと実践していなければ,何も効果はないし,説得力もありません.
そこで,我が家での取り組みの一例として,長男の誕生日のケーキを紹介します.ちょうど2歳になったばかりの長男には,これまでに2回,誕生日ケーキを与えています.
まず,1歳の誕生日ですが,このときのケーキはケーキ屋さんへの特注品です.通っていた「母と子の教室」の先生を通して特別な注文を受けてもらえるということで,妻が注文しました.砂糖,牛乳,小麦粉などを使わないという注文内容です.この話を聞いたときには,このような条件でケーキが作れることにも驚きましたが,実際できるんですね.小麦粉の代わりに米粉を,牛乳の代わりに豆乳を使用しているのだそうです.流石に,砂糖「ゼロ」のケーキというのは,砂糖に汚染されている大人が食べると,決して美味しいものではありません.それでも,1歳の長男は喜んで食べていました.砂糖で甘くしたお菓子などはほとんど与えていませんでしたから,自然な味をきちんと受け付けるんですね.
次に,2歳の誕生日です.このときは,妻がチーズケーキを手作りしました.お菓子作りの本に書いてある量に比べて,砂糖の量を半分に控えてあります.それでも十分です.本に書かれてある通りに作ると,どれほど甘くなるのかと怖くなってしまいます.
【外国産小麦の危険性】
実は,このパンというのも曲者で,特に外国産小麦を使用しているパンは,日本人の幼い子供には不向きです.子供がよくキーキーと叫ぶのだが,その理由がサッパリわからないという方は,パンを止めてご飯を与えるようにすると効果があるかもしれません.
【牛乳の危険性】
牛乳をはじめとする乳製品はアレルギーの原因になることもあります.例えば,幼い子供の肌の調子が悪いという方は,一時的に牛乳を与えるのを止めてみると効果があるかもしれません.夜泣き,泣き出すと止まらない,睡眠が浅い,鼻水や咳が止まらない,風邪を引きやすい,便秘気味,キーキーと叫ぶ,気が短い,人を叩いたり噛んだりする,大人しすぎる.これらの症状は,乳製品が原因となって生じることがあります.
【砂糖の危険性】
砂糖には常習性があります.幼い頃から砂糖を使った甘いお菓子を食べていると,いつまでたっても砂糖を欲しがるようになってしまいます.粗雑で,乱暴で,落ち着きがなく,忍耐力もない.このような症状の原因の1つが低血糖症であると言われています.低血糖症は,甘いものを食べすぎることで起こります.離乳食をはじめて,子供が色々なものを食べるようになると,キーキーと泣き叫ぶ(不機嫌になる)ようになって,親を困らせることがあります.実は,このような子供の症状も,砂糖の取りすぎが原因であることが多いのです.
じょうぶな子どもをつくる基本食 著者: 幕内秀夫 ご飯を主食とする,日本の伝統的な食生活の大切さをわかりやすく解説しています.パンを主食とする欧米型食生活が日本人に適さない理由,砂糖の危険性,アトピー性皮膚炎やアレルギー,便秘,乳ガンなどを改善したり,予防したりするための食生活などについても書かれていて,特に子育て中の親には是非読んで欲しい本です. 食育関連の本には,ややヒステリックな感じで書かれていたりするものもありますが,この本の表現は柔らかで,嫌みがなく,とても読みやすいと思います. |
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